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ディズニー音楽の和訳・考察を中心にしていく予定.

MBPでのParallels生活について

前置き

M3 MBPを使い始めて,1週間ほど立ちました.セットアップはある程度終了し,特に不具合なく周辺機器も起動しており非常に満足です.ハードウェア的な問題がないことは確認できたわけですが,次に気になるのはソフトウェアの方面.中でも互換性が怪しいが,使えたら便利なソフトウェアとしてParallelsがあります.

 

自分は,大学1 or 2年生の時にこのソフトウェアの存在を知り,買い切りのものを購入しました.MBA(intel, 8GB)で動かしていたこともあり,非常に重たかったですが,MacWindowsしか対応していないゲームを無理やり起動することが出来たので,購入した価値はあったと思います.この記事では,ParallelsをMBP(M3 pro, 36GB)という十分なスペックのマシンで使用した場合の使い心地についてレビューしていこうと思います.

環境

まず,使用しているParallelsやデバイスなどの諸々の環境は以下の通りです.

Parallelsのレビュー

結論,Parallelsでの使用には限界がある.まあそんなこと言われてなくても知ってるよ,って人が大半だと思うけど.微妙な点を箇条書きしていく.

 

  • Keyboardの日本語・英語切り替えの設定が大変だった.→最終的にはshift+ctrで切り替えができるようになったものの,「cmdかな」というcmdだけでかな,英字を切り替えるというMacOS上でのアプリを動かすことが出来なかった.
  • OS由来のKeyboardのショートカットが反応しないものがある.→多分色々設定すれば上手くいくのかもだけど,しんどそう.
  • いくつかのソフトウェア上でのKeyboard割り当ての操作が上手く動作しない
  • SSDの容量をかなり使う.ブラウザ3つほどと,Officeソフトウェアを入れるのであれば,50GBは余裕で使う.
  • windowsライセンスを購入しないとwindowsのos部分での制限がかかる.例えば,デスクトップにアプリのアイコンを置くことが出来ない

色々挙げたが,一番大きな問題はkeyboardの互換性が大きく欠けていること.key配列が違うのだから当然かもしれないが,ショートカットを多用する身としてはかなり不便に感じる.cmd+Tでタブを開くのはできるが,cmd+opt+矢印キーでのタブの移動などしようものならよく分からない画面が開いてしまう.

 

windowsの勉強も兼ねてParallelsで縛って生活しようかとも思ったのが,そもそもキーボードが違うのであればやるだけ損なのでやめた.その結果,どうしてゲームがやりたい時だけ起動するようのソフトとなってしまった.

 

起動速度に関しては,ハイスペックwindowsを使用したことがないので俺が言っても説得力には欠けるのだが,十分早いと思う.

 

キーボードの互換性問題が発生するのが嫌なのであれば,windowsmacを分離して使えるようにすれば良いという意見もあると思う.たしかに,そうすればキーをwindows専用に割り振ることができるため便利かもしれない.しかしそうなると共有したいファイルや,クリップボードなども共有できるなくなるので,paralellesを使っている意味がなくなる.分離して使いたい人は,bootcamp?を使うのだろう.

 

まとめ

個人的には,ParallelsMacユーザがどうしてもwindowsのゲームを使用したいときとか,最悪動作しなくても良いくらいの状況に使うべきだと思う.間違っても,Parallels上のwindowsを信用し切って仕事をするのは問題がある.