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ディズニー音楽の和訳・考察を中心にしていく予定.

Apple magic keyboard(2022モデル)レビュー

2024の初売りで外部キーボードとしてApple magic keyboard(テンキーレス)とtrackpad(gen3)を購入したためレビューをします.本記事はキーボードのレビューです.購入を考えている人の参考にどうぞ.

 

環境

  • macbook Pro(2020, m1, USキーボード), macbook Air(2020, intel i5, JISキーボード)を併用
  • 外部ディスプレイ1台
  • たまにipad(gen4)をSidecarで使用

Apple magic keyboard(USキーボード)レビュー

テンキー付きキーボードをここ数年使用していなかったため,また余計な設置場所を取らないためにテンキーレスを購入しました.届いて最初に思った感想が,非常に薄く,そしてタイピング感がmacbookのキーボードと似ているが少し違うと言うことです.一つ世代前のApple magic keyboardはもう少しキーが深いが,最新の(多分gen2, 2022発表だった気がする)magic keyboardはキーの深さはmacbook古来のキーボードとほぼ同じと言えます.次に使って1日しかまだ経ていないが,メリットとデメリットをまとめます.

メリット
  • 音量設定,画面輝度設定,動画の再生・停止がキー操作可能な点(macbook pro, m1はこの部分がtouch barでいちいち面倒くさい)
  • キーボードが熱くならない(m1 macbookproではあまり感じないが,macbook airでは頻繁に熱が上がるせいでキーボード部分がとても熱くなる現象がある.)
  • 小さいがある程度重たく,使用中にぐらつくようなことはない
  • 簡単に接続できる
デメリット
  • キーが浅い(前世代も浅いので,前世代を買えば良いと言うわけでもない)
  • 左右矢印キーの位置が微妙(慣れれば変わるのか?...)
  • 光らない...

以下,使ってみた感想をダラーと書いていく.

 

メリット関連

まず,音量設定と動画再生・停止がキーでできるのはやはり良い.touch barは英語の綴りを予測して教えてくれる点において気に入ってはいるものの,やはりキーによる操作ができないのは非常に残念なポイントだと考えている.音声設定は先おき,動画の再生・停止はspaceキーでできるじゃないかという意見があると思う.それは確かに正しいが,その場合音楽が流れているwindowやタブに切り替える必要があり,キーによる動画再生・停止の汎用性には劣る.

 

次に,キーボードが熱くならない点.fan付きのmacbookを使用したことがある人なら分かると思うが,macは排熱をキーボードの隙間から行っていたため,intel macbookのように熱を溜めやすい機種において,キーボードの部分が非常に熱くなると言う問題があった.キーボードが熱くなると単純に不快であるが,外部キーボードでは熱くなりようがないため,これもメリットとして挙げられる.ただし,最新のmagic keyboardの対応機種はm1以降のチップを積んだmacであるため,自分のintelマックには接続できないと言う問題もある.

 

次に小さく,軽く,持ち運びが可能だが,安定している点.最初に持った時に非常に軽かったので安定しないのではと不安だったが,全くの杞憂であった.タイピング中にキーボードが動くようなことはなく,非常に安定している.ただし,背面のラバーが摩耗していけばこの限りではない気がするので,もし問題が起こるようであればまたレビューしていきたい.

 

次に接続について触れる.驚いたことに電源を入れてbluetoothに接続するだけで簡単に繋がった.前世代のmagic keyboardでは接続にキー入力が必要だったのでより簡素化したと言える.

 

デメリット関連

キーボードが浅い.購入前から知っていたことだが,とにかくキーボードが浅い.最近realforceとhhkbのキーボードを触る機会があったが,あれは良い.それに比べてこちらは,とにかく薄い.薄い方がタッチミスが減るような気はするので,それはそれでメリットではあるものの,長時間のタイピングではやはり深いキーの方が良い気はする.

 

次に左右の矢印キーがとても大きいという問題がある.これはマジで謎.なぜ変えたのか??

今の所使いにくさを感じているが,時間を経て慣れることを願う.

 

またキーボードが光らないもの個人的には残念なポイント.外付けキーボードである時点でディスクに向かって真剣に仕事をする時用に作られていると考えられる.故に夜中に暗い場所でタイピングするようなシチュエーションは想定されていないのだろう.ただし,光キーボードのほうがテンションが上がるので,この部分はデメリットに感じてている.

 

その他もろもろ

また,購入前に自分が気にしていことがいくつかあったのでそれについて記述する.上に1世代前のmagic keyboardとの比較画像を載せる.人世代前のはjis配列であるが,気にして欲しいのはその形である.横画像を見ると顕著にみられるのだが,新しい世代のキーボードは傾斜が小さすぎるのではないかという話がある.実際,最初タイピングした時は傾斜が小さすぎるなと少し感じたものの,基本的にmacbook付随のキーボードを叩いてきた身としてはすぐに慣れた.

次に充電端子がlightningである問題があるが,これに関しては結局それほど考慮する必要がないと結論づけた.理由は自分が,家においてはiphone11, airpods pro(gen1)を使用しており,lightningケーブルにまだ依存した生活を送っているためである.iphone11もairpods proもメインデバイスとしてはもう使用していないが(メインはpixelとbose),なんだかんだまだ長持ちしそうではあるし,このケーブルは別に持ち運ぶわけではないため,自分の場合それほど気にしなくて良いと思う.ただし,10年後くらいにはlightningはこの世からなくなっていれば良いとは思っている 笑

 

番外編:JISとUSキーボード

キーボードの話をしたので,せっかくなのでこの話題にも触れておこうと思う.結論としては,英語をよく書く人は絶対にJISキーボードをお勧めし,プログラムをよく書く人はJISを一考する余地があると言える.

 

まず英語を書く人に絶対にお薦める理由としては,シングルクオートがLの横にあり非常に打ち易いためである.シングルクオートは英語を書く際に頻出する.I'll, I'm, she's, what's, etc...

jisではシングルクオートを打つには,shiftキーを推しながら7を押さなければならず,明らか打ちにくい.

 

次にプログラムを書く人にも一考の余地があるとする理由としては,= {} + - ; :あたりの記号がusは打ちやすい為である.特に=に関しては,USキーボードはspaceキーを押さずに入力が可能である.他のキーもjisと比べて非常に打ちやすくなっており,例えばUSキーボードでは{} []は両隣に配置されているのに対して,JISキーボードでは上下に配置されている.またUSキーボードでは+ -が接するキーに割り当てられているのたいして,JISでは離れたキーに割り当てられている.

 

次にUSキーボードのデメリットを挙げると,それは言語切り替えが面倒である点である.デフォルトではctr + spaceを押すことで言語切り替えができるが,JISキーボードでは言語切り替えに専用のキーが2つ割り当てられている.これがJISキーボード最大のメリットであり,これだけでJISを選ぶ理由になりうると思う.

 

余談になるが自分がUSキーボードを使い始めたのは,研究室で配布されるPCがUSキーボードのものしかなかった為である.使い始めた時は,「海外カブレの研究室で余計な面倒が増えた」と感じていたのですが,使い始めてみてその便利さに驚いた.仮に英語だけしか使わないのであれば,間違いなくUSキーボードが優れていると言える.今回購入したmagic keyboardは私物なので,USかJISかは選べたが今後英語を沢山使って行きたいと考えていることもあり,USを選んだ.

 

最後に

気になることあればコメント下さい.realforceが安くなったタイミングでそっち買ってメインとして使いたい...