iskkuu_life

ディズニー音楽の和訳・考察を中心にしていく予定.

Be Out Guest 和訳 from Beauty and the Beast

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anime版のものから和訳・考察していきます。

 

重要な単語・解説はオレンジで、その歌詞周辺だけでは説明ができない解説(以後伏線と呼ぶ)は青色で描きます。重要でないのは小さい黒テキストで書いています。
 

 

Lumiere: ルミエール
Ma chere Mademoiselle, it is with deepest pride
私の親愛なるお嬢様、それは親愛なる誇り
ma(仏): 私の
chere(仏): 親愛なる
Mademoiselle(仏): 未婚女性に使う敬称。英語でのmissに相当する
and greatest pleasure that we welcome you tonight.
と最大の喜びであります。あなたを今夜歓迎することが
And now we invite you to relax, let us pull up a
そして今私はあなたを寛ぎに招き入れ、椅子を引かせてください
このカンマは"we invite you to relax"と"let us pull up a chair"を並列しているのでandでも置き換えられます。
chair as the dining room proudly presents -
そしてダイニングが自信を持って提供いたしますのは、
present(他動): 提示する
このasは文法上は接続詞「because 」だと思います。ただニュアンスは「and」が近いかなと思ったのでこんな訳にしました。「ダイニングルームが夕食を提供するために、椅子をひかせて下さい」はなんかキモイじゃないですか
your dinner!
あなたの夕食です!
 
Be our guest! Be our guest!
我々のゲストになって!我々のゲストになって!
伏線1:あとで詳細説明
Put our service to the test
我々のサービスを試して
Put A to the test: ~を試す
Tie your napkin 'round your neck, cherie
ナプキンを首の周りにまいて、シェリ
'round: aroundの略。コンマがない場合もある。イギリス英語。イギリス人アーティストが使いがちだから覚えておくと良い
cherie(仏): 可愛い人、女性への呼びかけとして用いる
And we'll provide the rest
そして我々は寛ぎを提供します
Soup du jour
本日のスープ
de: of
jour: 日
Hot hors d'oeuvres
暖かいオードブル
※ちなみにオードブル→スープの順でフランス料理は提供されるそうなので、順番は入れ替わっています。理由を調べても出てこなかったので、単純に間違えたのだと思います。chatgptさん曰く、「アメリカンスタイルのコースでは、スープがオードブルの前に出されることが多い」でした。
Why, we only live to serve
どうして?我々は提供するためだけに生きている
Try the grey stuff
灰色のものを試してみて
 
Chip:チップ
It's delicious
それは美味しいよ
 
Lumiere:
Don't believe me? Ask the dishes
私のことを信じないの?皿に聞いてみて
Don't (you) believe me?のyouが抜けているのでしょう
They can sing, they can dance
彼らは歌うことができ、踊ることができる
After all, Miss, this is France
結局は、お嬢様、ここはフランスです
And a dinner here is never second best
そしてここのディナーは決して2番目なんかじゃない
Go on, unfold your menu
続けて、メニューを開いて
Take a glance and then you'll
一目して、そしたらその時にはあなたは
Be our guest
我々のゲストになる!
Oui, our guest
Yes, 我々のゲスト
qui(仏): yes
Be our guest!
我々のゲストになる!
伏線1の回収: 最初のbe our guest!は「我々のゲストになって(命令形)」このbe our guest!達は 全て前に「(you'll) be our gust!」のyou'llが抜けているだけなので「あなたは我々のゲストになる!」と命令形から未来形にチェンジしています。
 
Lumiere and Chorus:
Beef ragout
牛肉のラグー
ragou:煮込み料理の意。 originあるはフランス語ですが、イタリア語でもラグーらしい
Cheese souffle
チーズスフレ
souffle(仏): 膨らんだの意
Pie and pudding "en flambe"
フランベされたパイとプリン
en(仏):in, at, toの意味
flambe(仏):アルコールを食材にかけ、火をつけて、アルコール分を飛ばす調理法
ちなみに、一般的なフランス料理の順はオードブル(前菜)、スープ、ポアソン(魚料理)、ソルベ(氷華、シャーベット)、アントレ(肉料理)、デセール(デザート)、カフェ・ブティフール(コーヒーと小さい菓子)なので、ポアソンとソルベが省略されていますね。
 
Lumiere:
We'll prepare and serve with flair
我々は準備し優雅がなスタイルで給仕します
A culinary cabaret!
料理のキャバレーを
You're alone
あなたは1人
And you're scared
そして怖がっている
But the banquet's all prepared
でも宴会は全て用意されている
No one's gloomy or complaining
誰も憂鬱じゃないし文句を言わない
While the flatware's entertaining
その食器たちが楽しんでいる間に
We tell jokes! I do tricks
我々は冗句をいう。手品をする
With my fellow candlesticks
私の蝋燭立ての相棒と共に
 
Chorus:
And it's all in perfect taste
そしてそれらは全て完璧な味
That you can bet
あなたが賭けることができるような
Come on and lift your glass
来てそしてグラスをあげて
You've won your own free pass
あなたはあなた自身のフリーパスを勝ち取っている
To be out guest
我々のゲストになるという
3回目のbe our guestですが、これもまた意味が変わってきていますね
 
Lumiere:
If you're stressed
もしあなたがストレスが溜まっているならば
It's fine dining we suggest
それは我々が提案する良いディナーです
 
Chorus:
Be our guest! Be our guest! Be our guest!
我々のゲストになって!× 3
 
Lumiere:
Life is so unnerving
人生はとても気力を無くさせるもの
For a servant who's not serving
給仕できない召使いにとって
He's not whole without a soul to wait upon
待つべき魂がなければ、彼は完全ではない。
whole(adj): 全てを含んだという形容詞
Ah, those good old days when we were useful...
ああ、我々が役立っていた古き良き日々
Suddenly those good old days are gone
急にそれらは無くなった
Ten years we've been rusting
10年間我々はずっと錆びている
Needing so much more than dusting
誇りよりもずっと求めている
Needing exercise, a chance to use our skills!
動くことを求めている、我々のスキルを使うチャンスを
Most days we just lay around the castle
殆どの日我々はただ城の周りに横たわっていた
Flabby, fat and lazy
調子が悪い、太っている、怠惰
You walked in and oops-a-daisy!
入ってみて、おっかなびっくり!
 
Mrs Potts:
It's a guest! It's a guest!
ゲストだ!ゲストだ!
Sakes alive, well I'll be blessed!
驚いた、我々は祝福されるでしょう
Wine's been poured and thank the Lord
ワインは注がれ、我が君ありがとう
I've had the napkins freshly pressed
洗い立てのナプキンを持っています
With dessert, she'll want tea
デザートと彼女はお茶を欲する
And my dear that's fine with me
そして愛らしい方、私はそれでも大丈夫
While the cups do their soft-shoein'
カップがソフトシューイングをする間
I'll be bubbling, I'll be brewing
私は泡立ち、醸造される
I'll get warm, piping hot
私は暖かくなり、熱々に
Heaven's sakes! Is that a spot?
一生のお願いだから、あれはポット?
Clean it up! We want the company impressed
それを片付けて!我々はその訪問者を感激させたい
 
Chorus:
We've got a lot to do!
 
Mrs Potts:
Is it one lump or two?
角砂糖は一つ、二つ?
For you, our guest!
あなたの為に、我々のゲスト!
 
Chorus:
She's our guest!
彼女は我々のゲスト
 
Mrs Potts:
She's our guest!
彼女は我々のゲスト!
 
Chorus:
She's our guest!
彼女は我々のゲスト!
Be our guest! Be our guest! Be our guest!
我々のゲストになって!× 3
 
Chorus:
Be our guest! Be our guest!
我々のゲストになって!× 2
Our command is your request
我々の命令はあなたの望み
It's been years since we've had anybody here
我々がここで誰かを迎えるまで何年もあった
And we're obsessed
そして我々は頭がいっぱい
be obsessed with A: Aが頭がいっぱい
With your meal, with your ease
あなたの食事に、あなたの気楽さに
Yes, indeed, we aim to please
そう、本当に、あなたの為に喜んで!
aim to do/aim at doing: 〜することを目指す
please(他動詞): 〜を満足させる 
While the candlelight's still glowing
蝋燭がまだ光っている間
Let us help you, We'll keep going
我々に手助けをさせて、私たちはやり続けます
Course by course, one by one
コースからコース、次々と
'Til you shout, "Enough! I'm done!"
あなたが「もう充分!ごちそうさま!」と言うまで
Then we'll sing you off to sleep as you digest
それからあなたが消化する間に歌って寝かせて差し上げます
Tonight you'll prop your feet up
今夜あなたは足を立て起こします
But for now, let's eat up
でも今のところ、平らげましょう!
Be our guest!
我々のゲストになって!
Be our guest!
我々のゲストになって!
Be our guest!
我々のゲストになって!
Please, be our guest!
どうぞ、我々のゲストになって!

New Words

・pull up...引き上げる

・flatware...食器

・digest...消化する

・lump...角砂糖

・prop up...下支えする

・obsesse...とりつく

・for now...今のところ

・eat up...平らげる

食事の順番が間違っていることだけは気になりますね。。。実写版だと、ポアソンが出てくるような描写もあるのでまた考察したいです